往年の名機JBL C40 HARKNESSです。
HARKNESSは縦型と横型が有り、好みや条件で選ぶわけですが、縦横の違いについて音質に関しては余り情報が無いし、さほどこだわりが要らないのかも知れません。
(C40とC34の違い、については初期ものがC34です。ネット上でも記述が様々で明確な事がわかり次第記事にします)
近年のスピーカーは箱鳴りを好まず否定しているようになっていますが(実は鳴っているのだが)この当時には積極的に鳴らす(語弊があるかも)方向の設計で箱鳴り在りきで設計されていました。
当然木の種類、合板の材質で鳴り方が違い、名機と称されるスピーカーは決まってエンクロージャーの響きが優れているのが普通です。
アルテックA7などは箱で選びますからねえ。
使用ユニット175DLH 130A
ネットワークN1200
W96×D51×H73cm
16Ω
このHARKNESSも優れたエンクロージャーと大口径バックロードホーンで低音は力強く迫力十分!
現代機と比べておおらかで耳あたりのよい柔らか味は解像度など、「もうどうでも良いいや」ってなるはずです。
おおらかと言っても現代ハイスピード機と比べてで、ビンテージ機ならではの陰影は有りますがパワフルそのもの!
そしてとにかく良く鳴り音楽の温度感が有ります。
現代スピーカーではもう無い高能率スピーカーはやっぱり優れていると思います。
高音部は蜂の巣!!
今では説明不要の優れた音質は惚れた女のように手放したくなくなりますのでご注意を。。
でも、C40 HARKNESSはちょっと癖が有りますよ。
なんと表現したら良いのか困ってしまいますけど・・・一言で言うとビンテージそのものか。
ただ古ぼけてくすんだ音色では無くて、押し出しの強さとか張り出しは十分過ぎるほどあるので期待は裏切らないと思います。
もし、もし、ビンテージ過ぎると思った時はスピーカー線を取り替える。
「当たり前じゃん」な話ですが、こういったビンテージを好む方はたぶんウエスタンかベルデンの定番を使ってると思いますが、全て取り替えするのでは無くて50㌢とか長くても1㍍のハイエンドスピーカー線を継ぎ足す!
継ぎ足しても音質劣化を感じ取れる人はおそらくいません。
値段的にもハイエンドスピーカ線なら数十万円の投資になりますが、オーディオ店に行けば2㍍以内とか1.5㍍とかの半端な長さが安く手に入りますからそれを使って見て下さい。
㍍数万円の線でも数千円で手に入りますからね。
管理人のおすすめです。
これで幸せオーディオ生活が満喫出来ると想いますよ。
Stereo Sound 菅原氏が、「二十一世紀に持って生きたいスピーカー」はC40 HARKNESSと言わしめた名機。
音のつながりと言う点で3ウェイより利点のある2ウェイである事やこれぞJBLのユニット(コレしか無い)とマニアなら言える名機。
JBL社史上でもナンバー1とされるユニット構成。
まあ、だから市場価格は高値止まりなんですけどね。
大手中古店相場は60万程度から外観程度で70万円。
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