
マッキントッシュでプリメインと言えば最新モデルは別扱いにして実質MA6800です。
時代の流れと言うべきか現行モデルより濃い音色で太くマッキンらしい音を聞かせてくれるプリメイン。
そりゃあオールドマッキンに比べれば随分現代調にはなっているもののここ数年の傾向(流行と言うべきか)に物足りなさを感じる人にはオススメのモデルとなります。
洋服の流行と同じにしてはいけないかも知れないけれど、オーディオメーカーも製品を売らなけれいけない訳で必要か必要でないかは個々人の判断に任せるけれど、変えていかないといけない・・新しくなくてはいけないと思い込まされているのはちょっと悲しいかなとは思います。
で、このMA6800 プリメインはアウトプットトランスを搭載し、これがまた重たい!
94年発売 定価580,000円
W445×H179×D537mm 31.8kg と見た目も迫力があり、伝統のブルーアイズ「ほしい~」と思わせる風格が有りますねえ。
まあ、出力トランスのおかげでエネルギッシュで太くグイグイ押し出すパワーみなぎる音を堪能出来ます。
でも硬質ではなくやわらかい。
JBLとの黄金コンビはもちろんの事、現代タンノイをドライブさせてもそのやわらかさでさらりとこなす実力派!
マッキンらしい太いゴージャスサウンドと言っても他のメーカーに比べてですから組み合わせにはそんなに苦労しないはずですよ。
C36とMC7150を一つにしたと言われるMA6800は魅力十分です。
相場も下がってきたようで中古店での店頭価格も298,000円くらいになりました。