McIntosh製品群の中でもトップクラスの人気を誇る名プリアンプです。
プリアンプの本格的な多機能化はこのC28からと言っても間違いは無いと思います。
また、C28以後のモデルは基板化が進みますから、トランジスタで手配線のモデルを探すならC28までとなります。
マッキントッシュ最大特徴である、太く濃い音質かつやわらかい音は自然と耳に入ってきて疲れないです。
また、プリアンプを迷ったらマッキンにしておけば間違いないと管理人の時代には言われてました。
音質、性能、信頼性とどれをを取っても優秀で間違いはないとね。
トーンコントロルもゴキゲンです。
同年代の各社製品の中でも抜群の性能でした。
参考ビデオ(音は違います)
PHONO2系統
W406×H138×D330mm
11.3kg
1970年発売
定価 348,000円
大手中古店相場は16万円程度、完全整備で18万円くらい
このC28もさすがに現代機とくらべるとレンジが狭いですが、中域は臨場感に溢れ、低域の厚み、高域は太いながらもゴージャスとこれぞMcIntoshと言えるものです。
もし、もう少しレンジ感が欲しいならC29の方がワイドレンジ化されています。
ただ、太く、濃いだけじゃなくって表現力も繊細な透明感~アタック音の迫力まで満足させてくれます。
オーディオ機器は数値じゃ無いって教えられてる感じかな。
それとC24、C26と比べると良い意味で新しくって若干大人しく優等生的にはなってます。
「アメリカン!!」って感じが薄れてジャンルを問わなくなってきたと言う方が正しいかもね。
クラシックも朗々と歌いあげてくれるので気持よく音楽に浸れると思います。
鮮烈!って音を求めるんじゃ無くやわらかくどっしりとした音が好みならぴったりなプリアンプです。