良質の管球プリアンプを探していると中古オーディオ店で相談するとLUXMAN CL35を勧めてくれます。
値段的にも無理のない範囲だし、音質は間違いなく値段以上のものを手に入れられるし、メンテについてもLUXMANで面倒見てくれるし(状態による)と中古を買うリスクがもっとも少ない製品の一つだと思います。
CL35
定価 75,000円
発売月日 1970年6月
外形寸法(mm) 476x160x275
重量 12Kg
スペック 歪率:0.08% SN比:77dB(LINE)CL35/2
定価 98,000円
発売月日 1972年5月
外形寸法(mm) 476x190x275
重量 12Kg
スペック 歪率:0.06% SN比:77dB(LINE)CL35/3
定価 158,000円
発売月日 1974年10月
外形寸法(mm) 476x190x275
重量 12Kg
スペック 歪率:0.06% SN比:77dB(LINE)
バージョンUPにより値段がこんなに違うのは驚きです。
ただ、音質についてはラックストーンで一致していてその違いについても話題になる点も少ないのは逆にさすがLUXMANと言えるのかも知れませんね。
(物量投入分、解像度が上がり、良い意味でのビンテージ感は薄れます)
中古市場価格も3機種で違いは無く大手中古店相場は14万円台(良品)で一致しています。
視聴してみると「これぞ管球プリだ」と思わせてくれる肌触りの良いやわらかな音質で、熱い音楽は熱く、小粋な音楽は人肌の温もりを味わうことが出来ます。
当サイトでも良くレビューしている中華デジタルアンプも管球プリアンプを通せばまろやかで温度感のある心地良い音が楽しめます。
レンジはさすがに70年代の製品だからそれなりなんですが、かえって「それがどうなの?」と言わんばかりにボーカルが熱く聞こえてきました。
スピーカーに黄金コンビと言われたTANNOYをもってくるとクラシックにピッタリで押し出し感も堂々として密度の濃い幸せな時間を過ごせると思います。
弦楽器は特に「ビロードのような」と言われる表現に間違いはないと納得出来ます。
ジャズならアメリカンなスピーカーを組み合わせて震わせるような空間に浸るのもご機嫌です。
システムへの支配力という点で管球プリは絶大な威力を発揮してくれます。
まあ試してみてください。
LUXMAN CL35ラックスマン 管球プリアンプ | ヤフオクAudioの価格と口コミ http://t.co/mQGIGGo via @truthta