Technics SL-1200シリーズ アナログプレーヤー

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SL1200MK5、MK5G

SL-1200シリーズも生産終了との事で特にDJ関係の方は衝撃のニュースとなりました。

国内のみならず海外でもずば抜けた安定性が高く評価されたプレーヤーで、DJ用途でも長持ちしすぎて買い換える頻度が余りにも低いのが生産終了の大きな理由だったとの声も有るくらいです。

SL1200シリーズHistore

SL1200

SP-10のD・D技術を搭載したプレーヤーSL1200が誕生しました。

当時AV機器として音質の追求を図る事が基本で有る事は言うまでも有りませんでした。

発売当年にプロプレーヤーとして世界的に評価が高いヨーロッパの製品を押さえてイギリスのブルーリボン賞の栄誉に輝きました。

このプレーヤーSL-1200が現在世界中の8割のDJに愛用されている理由は「回転ムラが非常に小さい、定速回転に達するまでの所要時間が圧倒的に早い」と言う評価でした。

当時の開発部長がアメリカのDJがSL -1200を実際に使っている現場の赴き何か不具合な箇所は無いか尋ねた答えは「このままで良い、これ以上さわって欲しく無い」と言う意外な返事でした。

SL1200MK2

ソウルはダンス系のソウルとディスコサウンドにも成り、ヒップホップに変化していく過程に有り80年代にはクラブ(ダンス)ミュージックがディスコサウンドに取って変わる時代に有った。

SL-1200MKはこの時代背景に有ってプロユースにも耐えられるプレーヤーを作ろうと企画されました。

SL-1200をベーシックモデルにしてD・D開発以来培われた全てのノウハウを少しの妥協も許さずに部品の一点一点にまでこだわりました。

そのこだわりとは

1)D・Dモーターの制御回路に水晶発振を導入、水晶の正確な精度のより回転数の制御が素晴らしく向上しました。

2)ピッチつまみをスライド式にしてアームの右側に配置、指先にフィットした感触で回転数の微調整が出来るようになった。

3)アルミダイキャストを上部のパネルにみにして、一体成型の特殊ゴムを下部キャビネットに使用、そしてターンテーブルの裏面にデッドニングゴムを配置してハウリングマージンを大きくした。

4)アーム高さ調整機構、DJアーティストの命でも有る音作りの一つで有るカートリッジが自由に交換しても最良の音質が得られるようにアームの高さをカートリッジに合わせて調整出来るようになった。

5)スタイラスイルミネータ、クラブと言う独特の空間でも針先が見えるように針先照明を付ける事により、DJが針先が容易くレコードの溝にセット出来るように工夫された。

6)アーム用ピボットベアリング、アームのゼロバランスの時の重心が水平、垂直の各方向は軸受けの交点と一致しておりプレーヤーの置き場所が少々傾いてもその影響を受けにくくした。

7)トータルデザイン、ストロボドット付きテーパーターンテーブルは手で触れる丁度良い角度とストロボドットが指への掛かりにフィットしている。

ターンテーブルの起動トルクも手で止めるに良い強さで回転の立ち上がり速さも良い。

これはスクラッチプレイに大変マッチしたデザインで有る。

時代に反映したSL-1200MKは欧米のDJの評価が起爆剤となって全世界のパーソナルユースとして文字通りDJの定番モデルにまで成長しました。

完成度の高い製品SL1200MKは超ロングセラーとして歩み始めました。

SL1200MK3

SL-1200MK2のマイナーチェンジとして日本国内専用い販売。

 SL1200MK3D

SL-1200MK3シルバータイプを発売。

ピッチコントロールにリセットスイッチを付加して、瞬時に定常回転に戻すことが出来る。

 

SL1200MK3Dブラック

SL-1200MK3Dブラックを発売。各モデルの写真から見てもお分かりのようにSL-1200MK2以降デザインは変わっていません。

テクニクスはアナログディスクに刻まれた繊細な音源から新しい音楽を生み出すDJ達は技術と感性が命なのです。

この技術と感性を重んじるテクニクスは世界中のDJアーティストの熱いメッセージに応え改良を加えつつも、常に同じフィーリング・微妙なタッチにもこだわりを持ちデザイン・性能を変える事無く創り続けてきました。

これはDJ達が往年の名機を現役のトップモデルとして使用出来る誇りに応えたものです。

これに対し、2002年にはロングライフデザイン賞(通産省)など数々の栄誉に輝いております。

SL1200MK5、MK5G

SL-1200シリーズの誕生30周年を契機に、圧倒的なパフォーマンスを与えたハイグレードモデルSL-1200MK5GとスタンダードモデルSL1200MK5の2機種を発売しました。

ますます進化発展するDJ文化の中、音質向上と機能充実を図り、SL1200シリーズとしての完成度をまた一つ高めました。

SL1200GLD

SL-1200シリーズ生産累計300万台突破を記念し、SL-1200MK5Gをベースとしたゴールド仕様モデルを全世界3000台限定版として発売しました。

1972年の発売以来、その性能、機能、信頼性に対して世界のDJファンから高い評価を頂いた結果、SL1200シリーズは、移り変わりの激しい音響機器の中でも異彩を放っております。

SL1200MK6

SL-1200シリーズの生誕35周年を契機に、ハイクオリティモデルSL1200MK6を発表。

完成されたこだわりのフォルムと機能性を路襲しつつ、進化はさらなるサウンドの高みへ。

画像、解説はTechnics HPより引用しました。

この他にもSP盤可能なSL-1200MK4、5000台限定のSL-1200LTD、1200台限定のSL-1200MK6K1も発売されました。

どの機種もDJ用途に耐えうる耐久性と安定性・信頼性を持ち、それゆえピュアオーディオでも抜群の操作性と低重心なサウンドは言うまでもなく好評で、その酷使しても壊れない製品としての完成度は特に初心者の方に「これなら間違いない」と薦められる唯一の存在でも有ります。

SL-1200MK4は78回転が可能なモデルでSP盤マニアに受け入れられています。

SL-1200
調査中

SL-1200Mk2 定価:75,000円
1981年発売
 針圧調整範囲 0~2.5g W453×H162×D360mm 12.5kg 
アナログプレーヤー 良品で2万円を切る程度

SL-1200Mk3 定価:69,800円
1989年頃発売 W453×H162×D360mm 12,5kg
中古店相場 良品で3万円を切る程度

SL-1200Mk3D 定価:69,800円
1998年頃発売 W453×H162×D353mm 12kg
中古店相場 良品で3万円を切る程度

SL-1200Mk4 定価:85,000円
2004年発売
最大の特徴がSP盤が手軽に聞ける78回転がある事。
針圧調整範囲:0g~4.0g W453×H162×D360mm
中古店相場 良品で4~6万円程度(他機種に比べ相場は高い)

SL-1200Mk5
2002年発売
ユニバーサルS字スタティックバランス型
針圧調整範囲 0~4.0g W453×H162×D353mm 重量:11.7kg
中古店相場 良品で4万円を切る程度

SL-1200MkGLD SL-1200Mk5ベース
5000台限定 ゴールドメッキのターンテーブル!
2004年発売
ユニバーサルS字スタティックバランス型 
針圧調整範囲 0~4.0g W453×H172×D360mm 重量:11.7kg
中古店相場 良品で7万円程度

SL-1200Mk6
2008年発売中古店相場 良品で5万円を切る程度

SL-1200LTD 定価:100,000円 5000台限定
MK3をベースにピカピカのブラック塗装とゴールド仕様がゴージャス
W453×H162×D360mm 12.5kg
中古店相場 良品で5万円程度

どれを選ぶかとなればMK3~のモデルが現実的だし、DJで使われたものは(キズが多いとか注意)避ければ基本的に高信頼製品なので安心と思います。

MK4とかLTDモデル、GLDモデルはプレミアムが付いているのでどうかと思うんですが、たとえばマッキンを使っておられるならゴージャスでつやありブラックモデルのLTDモデルが似合いますよね。

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One ResponseTechnics SL-1200シリーズ アナログプレーヤー”

  1. truthta より:

    ブログ更新しました。時代の流れ・・Technics SL-1200シリーズ アナログプレーヤー | ヤフオクAudioの価格と口コミ http://t.co/nYFTK6K via @truthta

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