
Gradoカートリッジはモノラル版が高い評価を得ています。
って事で、私としてはGrado Prestige Silver 1をモノラル(パラレル)接続して試してみたくウズウズしてました。
まず接続の仕方をググって見る。
まずヒットするのはこちらのサイトです。
早速、解説図の通りに接続してみたのだが鳴らない。
ノイズが酷くとても聞ける状態では有りません。
それでは..とさらに探してみるとこちらのブログさんがヒット。
こちらの方が簡単やんっと、有り合わせの単線をクルッと巻きつけいざ試聴です。
リード線はステレオと同じように繋いでいます。
ですからスピーカー1本でモノラル再生する際にはフォノイコ手前で一本抜くようにしています。
これは中々好感触ですよ。
なんちゃってモノラルカートリッジですから、ステレオ盤にも当然使えるし、モノラル盤でも実力侮りがたし!!
通常のステレオ盤試聴でも音が違うので面白いです。
わざわざステレオ盤をモノラルで聞くなど変態かと思われてしまいそうですが、世の中は広い。
ちゃんとモノラル派がいらっしゃってしかも相当奥深いらしい。
で、その音質なんですが、日頃不満に思っていた点がなんと改善されているでは無いですか。
*音の輪郭が幾分ハッキリしたようです。
*高域が若干煌びやかになった。ただしテクニカほどでは無い。
*上も下も伸びて、周波数特性:10~60,000Hzが伊達ではないと主張しだした。
まあ、こんな所です。
直列で接続したらもっと良くてノイズ感が大幅に減少したような感じがしました。
あくまで感じだけかも知れませんが。
Gradoカートリッジは水に例えると軟水で、六甲のおいしい水のような音質。
癖がなく、柔軟であなたの腕で如何様にでもなる、、のかな。
海外製ハイエンドオーディオなどは硬水のヴィッテルと思ってもらえると分かってもらえるかも知れぬ。
このヴィッテルですが歯磨き後に飲むと最高に美味しいです。
まるで砂糖が入っているかのように甘い。
こう云うのがハイエンドの味なのかもwww
後は、動画を見て下さいませ。
上はBill Evans -Waltz for Debby-
下はSonny Rollins -Old Devil Moon-
どちらもステレオ盤ですがモノラル盤が有るレコードです。
モノラル盤を買えば良いじゃないかと思うのですが、まあつなぎと言う事で。
どちらも並列接続で上手く合成されているようです。
音自体はまずまず合格点という所でしょうか。
動画では細かい音が撮りきれていませんし、ツイーターにコンデジ(LUMIX DMC-FX77)が近くシャカシャカ音を良く拾ってますが、雰囲気だけでも伝わればと思います。
ここから下はモノラルレコードです。
やはりといいますか並列接続モノカートリッジでも水を得た魚のように活き活きとゴージャスな鳴り方です。
拙宅ではバリレラが有りますが、バリレラほどパリっとした音では無いもののこれだけ鳴ってくれれば大満足です。
モノラルの魅力全開って所でしょうか。
上がJune Christy -I Should Care-
下がDinah Washington -Cry Me A Rier-
100%PUREレコードじゃないですか(^^) 私、これ買えなかったんですよ。サキコロしか手に入りませんでした。
モノラル専用システムの導入、いかがですか?やはりSP1本で聴く方が音の存在感や厚みが増すような気がします(^^)
100%PUREレコード5800円に高いなあと迷っている間に完売になりましたね。
完売の後で、転売目的の人がヤフオクに出品されてたのですが、定価かもしくは若干安くで落札されてましたよ。私もエバンスのもう一枚の方を5000円で入手しました。
で、Waltz for Debbyですが買ったその日に落としてしまって傷をつけてしまったんです。
そっと持ち過ぎたのが失敗で、泣くを通り越して怒りで当たり散らしてしまいました。
音質の為とかでカーボンが入っておらず傷が付きやすのでお気をつけ下さいませね。
まあ落とすのは私だけだと思いますけど。
モノラル専用にビンテージスピーカーが欲しいと思うのですけどこれ以上増やせないのでJack of Jackを手懐けようかと考えています。
ウーファーを入れ替えたりとかダイヤフラムを交換とか..やって見たいことが多くて何から手を付けて良いのやら。