Audio Paletteの普及版的なPalette preですがゲインコントロールに精緻なイコライジングの機能的には変りなく管理人には違いを聞き取る事は・・やぼな事かも。
ただその効果は恐るべきで表現力が明らかに向上しました。
お酒のコマーシャルじゃ無いですが「深く濃い・・」こんな感じ。
もっとも使用している部品が違いますので音色より性能面での違いは大きいのかも知れません。
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Cello チェロ Audio Palette&Palette pre
Cello ENCORE 1MΩ チェロ アンコール プリアンプ
線の細さはおそらく現代機の方が細くってむしろ色気のあるフンワリ感が際立つはずです。
高域は「どこまで伸びるの」って感じでその透明感はまさに美音だし、ドラムやティンパニーは引き締まって小気味良く鳴ってくれます。
低音は小口径のウーハーはちょっとつらいかなと思うけどそれを補う雰囲気が有るので10インチくらいでも管理人は満足出来ました。
#9の視聴でもおもったのですけど管球パワーアンプとの組み合わせはオススメです。
温度感ややわらかさ、押し出し感+Celloの美的センス(あえて美音とは言わない)は管理人の好みに合いました。
Mark Levinson ML-6 モノラルプリアンプ
トコトンシンプルな機能とし、シャーシはもちろん電源まで別にした完全左右分離構成でチャンネルセパレーションを突詰めた究極のプリアンプとして登場しました。
このモデルこそマークレビンソンと言って良い音質で、研ぎ澄まされた質感と現代ハイエンド機には無い音の濃さや押し出し感や、程よい線の太さはまさしくオールドレビンソンでしか味わえない音だと思います。
(前期ものほど濃い)
また、特筆すべきは解像度もハイエンドですがやわらかい質感を持っていること。
表現力も抜群で、音質についてけなすところは見つけられないはずです。
ただ、その音質を得るために操作性を犠牲にしているのであれもこれもつないで切り替えるなどのコントロールアンプとしては落第点なのでその点だけ注意が必要です。
McIntosh マッキントッシュ C28 プリアンプ
プリアンプの本格的な多機能化はこのC28からと言っても間違いは無いと思います。
また、C28以後のモデルは基板化が進みますから、トランジスタで手配線のモデルを探すならC28までとなります。
マッキントッシュ最大特徴である、太く濃い音質は自然と耳に入ってきて疲れないです。
また、プリアンプを迷ったらマッキンにしておけば間違いないと管理人の時代には言われてました。
音質、性能、信頼性とどれをを取っても優秀で間違いはないとね。
トーンコントロルもゴキゲンです。
同年代の各社製品の中でも抜群の性能でした。
LUXMAN CL35ラックスマン 管球プリアンプ
視聴してみると「これぞ管球プリだ」と思わせてくれる肌触りの良いやわらかな音質で、熱い音楽は熱く、小粋な音楽は人肌の温もりを味わうことが出来ます。
当サイトでも良くレビューしている中華デジタルアンプも管球プリアンプを通せばまろやかで温度感のある心地良い音が楽しめます。
レンジはさすがに70年代の製品だからそれなりなんですが、かえって「それがどうなの?」と言わんばかりにボーカルが熱く聞こえてきました。
QUAD34&QUAD306 プリとパワーアンプ
いい音で楽しみたいけど大掛かりなシステムを組みたくないとか、インテリアにもこだわってて部屋にしっくり馴染むデザインが良いとかでオーディオ機器を探しているなら選択肢に入るプリとアンプです。
NAGRA PL-P 管球式プリアンプ
Nagra・・・コンパクト、精緻、プロフェッショナル、高音質と言うイメージです。
おっと、それから高価(笑
このPL-Pは管球式で有りながらコンパクトでメカニカルな嬉しくなってしまう筐体となんとバッテリーの電源部と言うのが最大の特徴でも有ります。
さらにMM・MCのフォノ部を当たり前じゃんと言わんばかりに搭載しているのもマニア心をくすぐってくれますよね。
Marantz #7 管球プリアンプ
名機中の名機#7ですがいざ入手しようと思えば品薄ですから選ぶ事も出来ず、中には数台の#7を所有されておられるマニアもいらっしゃるほどです。
名機言われる所以は音自体はもちろん何の不満も出ない完成度の高さに有ります。
良い音だけなら他にも色々有るけれど「もう少し・・こうだったらなあ」と思う点が必ずと言っていい程有るはずですが、このMarantz #7 だけはそれが無い
Mark Levinson マークレビンソン No38SL プリアンプ
Mark Levinson マークレビンソン No38SL プリアンプ。音は色付けが無く爽やか、ストレート、ハイスピード・・・けれど痩せておらず芯の太い音を出します。
相場が下がってきた今の値段ではもったいないくらいの音がしますよ(笑
このNo38SLからプリアンプというよりコントロールアンプと言った多機能となり、入力も6有りAV用途の接続にも対応をしてくれました。
アナログからCDへと完全に移行していた時期の製品でアナログをスパッと切った潔さも独自の高音質化に繋がっていくのだと思います
Mclntosh マッキントッシュC26 プリアンプ
現代マッキンにも受け継がれているマッキンサウンドはこのC26が代表格で、C28,C29と続いていく訳ですがやはり最初に出た物が車でもそうですが製品に気合が入っており、より個性が濃いと思います。
音の濃さはゲルマニウムトランジスターの個性で、現代では製品化されないので貴重でも有るしぜひ聞いて欲しいなとお勧め出来るアンプですね。
この時代のアンプは中低音域に厚みが有り、真空管アンプからの移行期の製品ですから・・・