超パワフルサウンド、100W+100W(8Ω) W26.7xH20.6xD40.0cm 23.8kg 定価55万円
AMPZILLA2000(モノラルパワー)のステレオバージョンでSON息子の名が付くアンプ。
その名の通り元気一杯!!パワフルさでは天下一品です。
James Bongiornoさんの設計も昔はスピーカーに気を使わなければいけなかったですが保護回路も付いて安心して使える現代AMPZILLAとなっています。
好き嫌いの有る独特の外観で得をしているのか損をしているのか分からないですけど、少なくともAMPZILLA2000はそれで成功したと言えるんじゃないでしょうか。
雑誌などでもその風貌に負けず好き嫌いはあるが好きになったらトコトン好きになってしまう妖しい女のようだとも評価がされていました。
惚れてしまうんだそうです。
地力があるアンプなんですね。
実際に所有している人が言うにはドロっとしたという言い方をされます。
マッキンの初期CDプレーヤーもこのドロっとしたという表現がピッタリの音でした。(所有しています)
ねばり腰・・・という言い方もピタリと当てはまると思いますよ。
このSON OF AMPZILLA2000もパワフルさはしっかり受け継いでいるもののやはりスケールダウンはサイズ的にも価格的にも否めない評価となっています。
当然と言えば当然なんですけどAMPZILLA2000が素晴らしいアンプだったので期待してしまうのは仕方ないでしょうね。
で、このステレオバージョンのSON OF AMPZILLA2000ですが元気印100%のパワフルサウンドでジャズ、ロック、そしてポップスなどを楽しまれる向きにはこれほどピッタリな選択肢は無いと思います。
やはりJBLかなあ。
カラっとアメリカンサウンドを意識してシステムを組み上げると幸せになれますよ。
パワフルサウンドといっても尻軽では無いので念のため。
AMPZILLA2000の持っているエッセンスはちゃんと引き継いでいます。
遺伝子をって言った方が良いのかな。
で、音は太く、低域はズシリと来ますし、高音は切れよく抜けていきます。
もちろんねばり腰な部分も受け継いでいますからパワフルさと兼ね合いでより万人向けと思います。
まあ、聞けば納得のアンプです。
25万以下ならお買い得感有りますね。