BEHRINGER SRC2496 発売開始から年数が経っているが今なおハイCP

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ステレオ誌2012/1月号の記事でもSRC2496を2台使いでアナログハイエンドと対抗出来る音質を構築されていると云うのを見て興味が湧いた方も多いと思う。
今までDACに興味が湧かなかった私はSRC2496を知らなかったのですが価格の安さも有って即、購入しました。

外観は無骨で、しかも超多機能ゆえ独特な面構えを持ちます。
でもオーディオ用として使う時は煩雑な操作を要求しない優れたインターフェイスを持つのも特徴。

Jennifer Warns THE HUNTERよりway down deep

拙宅のサブシステムです。
動画で低音を伝えるのは難しいですね。
鬼のように出ているのですけど。

パナソニックDVDプレーヤー(電源ケーブルは自作Belden 88760)→AIRBOW MS0-051V 光ケーブル→BEHRINGER SRC2496(電源ケーブルは自作Belden19364)→LUXMAN×stereoデジタルアンプ LXA-OT1→スピーカーケーブルBelden9497→D-102EX(スピーカースタンド自作)電源タップはサンワサプライ OAタップ TAP-343

本来はスタジオなどで使う(業務用と云う言い方もされるがそれはまた別もの)ものなので外観を特徴づけているラックマウント用のマウントブラケットは好みの分かれる所では有るが、オーディオ最盛期にはこれを格好が良いと民生機にも採用例が多くMark Levinsonもそうでした。
このSRC2496のマウントブラケットは取り外しが可能ですが、取り外すと多くの19インチラックサイズの製品は間が抜けたように感じるのは私だけかな。

注意点はアナログアウトがXLRジャックのみである事。
プリアンプやパワーアンプの接続がRCAケーブルの場合にはSRC2496側をXLRプラグに付け替えるか変換プラグを使う・ケーブル自体を購入する等で対応が必要です。

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音質の面から変換プラグはお勧め出来ませんが。
それとゴム足は省略されているので別途用意する必要が有る。

操作はシンプルでは無いけれども慣れれば??な部分も無くなり、3系統のデジタル機器のお手軽セレクターとしても優秀です。
入力・出力はオプティカル・S/PDIF・AES/EBUが有り、特筆すべきはS/PDIF・AES/EBUの規格を無視して接続出来る点。
AES/EBUのXLRジャックにS/PDIFを何も考えずに接続が可能(XLRプラグに付け替えるか変換アダプターがもちろん必要だが)
オプティカル・S/PDIF・AES/EBUと3つのLEDが有りボタンでお気軽にセレクターとして利用できます。

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電源OFFから電源を入れた際にはOFF時直前の設定(サンプレングレートなど)を記憶しているのでここでも煩わしさが有りません。

録音機材への接続にも優秀で便利な多機能ぶり(実はこの機能がSRC2496最大の美点でも有りコピー禁止コードを際限なく解除出来たりする)を発揮するSRC2496ですが、ここでは割愛させて頂く。

 DACとして使用する場合の音質は良くも悪くもモニター的で全周波数帯域で淀みなくストレートに発音し、DACの旭化成AK4393は発売後かなり年月が経っているが今なお光るものが有る。
元気ハツラツとしておりパンチが効いている。
フォルテシモから怒涛の轟音まで再現力に壁が無いのです。
低音の再生力は抜群でハイエンド機並のスピード感・充実度が味わえるのがSRC2496の売りともなっている。
エージングが済むまで(結構日数はかかります)硬質な感じがするが、それもまた良し。
最初から生ぬるい音だと数カ月後にはどうなるか・・・想像したくないよ。

また、16/20/24bit、32/44.1/48/88.2/96kHzを自在に変更できるサンプリングレートコンバータとしても良質な音質を提供してくれるのでこの機能を使う上で音質劣化の心配も要らない。
PCのソフトウエアーなどで行うと酷いのも有るからね。
96kHzまでとハイレゾ音源に対応出来ないけど実質的な実用域では有るし、値段の安さは何より魅力です。
CD再生時に24bit、96kHzよりも正倍数の88.2kHzにアップコンバートするのが良いとネット上に有りますが、その違いを耳で判断できる方がどれほどいるのかは疑問です。
おそらく中高年には判別出来ないレベルと思います。(管理人には出来ません)
言い換えればサンプリングレートコンバータとしてのSRC2496がいかに優秀であるか、音質劣化が少ないかと云う事実でも有ります。

 発売後幾年もモデルチェンジしない製品と云うのはそれなりの理由が有ります。
モデルチェンジしなくとも音質での優位性が保てているとか(売れ続けている)ね。
それはパーツレベルでもそうで有って高品質・安定供給されなければ実現出来ない事なので想像するより実は凄い事だったりするんです。
現在入手出来るバージョンは1.2で2004年の発売開始です。

もう一台買っちゃおうかなあ。

 え~と、それからDA変換とAD変換を並行して行えるんですね。
SRC2496は各機器間のケーブル接続時に起こる信号劣化に対してラインブースター・シグナルリフレッシャーとしての機能も持っています。
って事で試しにCDプレーヤーのアナログアウトからSRC2496へ接続し、AD変換してそれと並行してDA変換するんだからアナログアウトから信号を取り出せるのか?
これは出来ませんでした。
こんな事をするのは私くらいでしょうけど、アナログイン→アナログアウトさせたいならもう一台買えって事になります。

後、ヘッドホン出力が有り、これぞまさにモニター音質って感じの音がします。
ボリュームも付いてて案外使いやすく気に入ってます。

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苦言
 環境によりトランスが唸る。(管理人の環境でも軽く唸るが気になって仕方がないレベルでは無い)
これは、電源に直流成分が混じっているのが原因とされています。
だれでも出来ることでは無いけれどもトランス直前にブリッジダイオードを入れ ~ ~に繋ぐ事で(http://www.mizunaga.jp/ptrans.html)解決することが多いそうです。(良く調べてから自己責任でお願いします)
電源タップを自作出来る人なら電源タップ内に入れても良さそうですね。
ノイズループが出来てしまっているノイジーな環境も改善しておく必要が有ります。

 取説が難解。
使って覚える方が早い(^^)

もっとDACを見る

USB DACを見る

 ヘッドホン出力端子の装備されているので1万5千円以内で良いものをと探している方にも安心して薦める事が出来ます。




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