Technics管球プリSU-30A管球パワーアンプ 40A

Technicsで評価の高いものと言えばアナログプレーヤーとこのSU-30A,40Aです。後はスピーカーで一部有るには有るけれどまあ海外勢の評価の前では成長しきれてない子供のようだしね。
SU-30A,40Aは間違いなく数十年後にも中古市場で評価を受けている器と思います。

音質は良くも悪くもTechnicsですっきりとしたクリアさと鮮度感を持ちつつ管球らしい温度感を併せ持った管球ラックスでは味わえない生真面目さというか・・・律儀な感じがします。

だから現代オーディオで通用するビンテージ感の薄い音色はこれからも受け入れられると思います。

特にSU-30Aを単体で使った場合はそう感じます。

40Aはと言うとSU-30Aほどの個性は感じません。
ボツ個性とは違います。
使いやすい実力機と言う意味です。

音に勢いが有ります。
グ～と前へ出てくる感じ。
聞いていると音の圧力を感じられるくらいパワーに溢れています。

この辺はラックスにも無い点です。
発売当時から当然評価は高く、ラックスはタンノイと合わせるヨーロッパトーンで有るのに40Aはジャズと相性が良くてどちらかと言えばアメリカンサウンドが得意でした。

音圧とかすれ具合って感じかな。
でも生真面目なんです。。
悪ぶったりは出来ない。。

ケーブルはベルデンの華やかさと外人バリの彫りの深さをプラスしたいところ。

やはりSU-30Aと40Aはペアで使いたいです。
まず最初はプリを手に入れてから後で40Aを手に入れるみたいに必ず欲しくなるのでは・・ないかなと思います。

デザインも評価の高い点でスッキリとした当時ものからすると相当な点数を付けないといけませんね。

玉数はそう多くないですから中古相場はじわじわと上がる傾向に有ります。

SU-30Aメンテ済みで11万程度。

40Aは10万を切る程度です。

入手するなら速い方が良いみたいですよ。
まあ、程度によりますけど。

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