今回もSOMMER CABLE(独)のギターケーブルです。
ケーブルをイコライザーとして見る場合、ギターケーブルはとても面白くて自作派としては安価なのも嬉しい所です。
SPIRITとネーミングがカッコイイこのケーブルは前回のGRIDYCOP BEASTで凹んだSOMMER CABLEへのイメージを挽回出来るのか?!
SPIRITはGRIDYCOP BEASTと違い至って普通のシースで価格もリーズナブルです。
・ジャケット PVC φ7mm ・導体 0.50平方mm (銅線-錫めっき 0.15mm x28本) ・シールド 巻きシールド(100%) + 半導体カーボン 導体抵抗(信号線) 38.2ohm/km 静電容量(信号線/シールド) 70pF/m ヨーロッパでは超定番となっているギターケーブルです。
巻きスパイラルシールドと半導体カーボンシールド、PE絶縁
は、今やギターケーブルの定番となっておりますが、錫めっき
されているものはあまりありません。本ケーブルの持ち味は、
ソリッドな切れ込みです。Belden系に似た派手さもあります。
また、相当頑丈な構造ですが取り回しは柔軟です。Garrettaudioさんからのコピペです(紹介だから良いよね)
導体には錫メッキされておりBELDEN 8412を思い出してしまうのですが・・・
(管理人は8412に少しも良いイメージを持ってません)
と言い切ってしまうと変態嗜好か?と思われそうで嫌なのですが、嫌なものは嫌なので仕方ないです。
で、このSPIRITは抜群の切れ味で管理人好みです。
でも、ソリッドなこのケーブルは耳の良い方、音楽を聞いていて頭の痛くなる人にはお勧め出来ません。
私も若い頃は大した耳でもないですが聞いていて頭が痛くなる方でした。
それでビンテージに走ったのですけど。
でも、耳の劣化した今は高解像度命のオデオ人生です!
定期健診で高低音の聴力を検査するのですけど40を過ぎるとホント聞こえない(・_・;)
ヘッドホンを付けて聞こえるかどうかで検査するのですけど・・え、もう終わったの?聞こえなかったんですけど。。
って感じで、、愕然!
まあ誰しも劣化するんだし、何より頭が痛くならなくなったのでオーディオをより楽しめるようになったと思えば良いですよね。
って事でこのSPIRITの解像度は相当なレベルに有ります。
エージング初期はエネルギーが中高音に集中し、特に高音のキラメキはベルデン以上で高音不足のシステムやソプラノの突き抜ける高音、トライアングルなどのキラキラを聞きたい人には満足度大の音質です。
エージングが進むにつれて重心が下がってきてビシッと引き締まった低音も出てきます。
でも元々低音不足に悩んでいる人は避けたほうが良いとは思います。
シンバル等の金属音も気持ちよく出してくれます。
でもやっぱり錫メッキを意識する音質には変わりないのでこの辺は好みの問題と言うしか有りません。
たとえばボーカルが若干若返るとか、ピアノの音などは軽くなる傾向だと思います。
プレゼンスは程々で高解像度を堪能するには持って来いです。
以上がSPIRITをRCAケーブルとして作成して数日後の感触です。
熟成まではまだまだですがギターケーブルの熟成は割りに早いと思うので「おお~っ」って感じの変化は無いと思うし、キャラクター自体はそのままだと思います。
私的には高解像度というのが何より好みだし、キラメキ感もギラギラでは無くキラキラと綺麗に出るので大変気にいってます。
これを見てRCAケ=ブルを作成された方はぜひコメントください。
コネクターが違うと違った見方が出来るかも知れませんから。
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