Mark Levinson ML-6 モノラルプリアンプ

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LNP-2Lは(リファレンス・スタジオ用途)として実質のTOPモデルだったのがML-6モノラルプリアンプです。

トコトンシンプルな機能とし、シャーシはもちろん電源まで別にした完全左右分離構成でチャンネルセパレーションを突詰めた究極のプリアンプとして登場しました。

このモデルこそマークレビンソンと言って良い音質で、研ぎ澄まされた質感と現代ハイエンド機には無い音の濃さや押し出し感や、程よい線の太さはまさしくオールドレビンソンでしか味わえない音だと思います。

(前期ものほど濃い)

ML-6

また、特筆すべきは解像度もハイエンドですがやわらかい質感を持っていること。

表現力も抜群で、音質についてけなすところは見つけられないはずです。

ただ、その音質を得るために操作性を犠牲にしているのであれもこれもつないで切り替えるなどのコントロールアンプとしては落第点なのでその点だけ注意が必要です。

また、フォノ部(MM)も優秀で満足どころでは無いと思いますよ。

1979年 ML-6 ML-6A (前期 定価:1,180,000円)  定価:1,460,000円

1979年、レビンソンはこれまでの常識を覆したモノラル構成のプリアンプ“ML-6” を発表します。JC-2以来テーマとしてきたシンプル化=高音質化を極限まで追求したこのモデルは、電源を含めシャーシーから左右チャンネルを分離独立させた完全なモノラル構造とし、3系統のソース切り替えとボリュームコントロールのみという徹底したシンプル化によって、操作性を犠牲にしてまでも音質を徹底追及しようと試みた究極のプリアンプです。その無限大とも謳われたセパレーションによって生み出される広大なサウンドステージは、プリアンプの音響評価に新たな基準を創り上げたと言っても過言ではないでしょう。

しかし、音質と操作性の両立の重要性と言う、マークレビンソンに新たなテーマを投げかけたモデルでもありました。

型式 モノラルプリアンプ
モジュール3個による構成
入力インピーダンス Phono System A3:50kΩ/100kΩ(切替)
Phono System A4E:820Ω/50kΩ
Line:11.5kΩ以上
出力インピーダンス Direct output:600Ω未満
Adjustable output:250Ω未満
適合負荷インピーダンス 10kΩ以上(Direct、Adjustable共)
最大出力 Direct output:6V
Adjustable output:8V
利得 フォノアンプ System A3:33dB/39dB(1kHz)
フォノアンプ System A4E:38dB/44dB
ラインアンプ:20dB
レベルコントロール 0~-40dB、∞
消費電力 30W以下
外形寸法 本体:幅483×高さ51×奥行156mm
電源部:幅101×高さ101×奥行256mm
重量 本体:2.3kg
電源部:2.2kg

続く1980年、これまでのモールド・モジュール型回路構成に性能向上の限界を感じ、ML-1Lの発展型としてカード形式のモジュールを組み込んだ“ML-7L”を発表します。

1981年 ML-6AL定価:1,960,000円

翌1981年、ML-7Lに搭載されたカード式モジュールを用いることで更なる音質向上を図ったモノラル・プリアンプ“ML-6AL”が新たなフラッグシップ・モデルとして登場しています。

基本設計はML-7Lの設計思想を継承しており、フォノアンプとラインアンプだけの回路構成やプラグ・イン回路によるブロック構造を採用。
さらに、入力はフォノ、ラインそれぞれ1系統のみ、コントロールもボリュームのみのシンプルな構造とすることで、さらなる高純度かを図る。

ML-6AL

各chフォノアンプ、ラインアンプに各1個ずつのプラグイン
利得 フォノアンプ:38dB、44dB(切替)
L3プラグイン使用時:66dB
L3Aプラグイン使用時:54dB
ラインアンプ:10dB、20dB、26dB(切替)
入力インピーダンス フォノアンプ:50kΩ、820Ω(切替)
L3プラグイン使用時:825Ω
L3Aプラグイン使用時:825Ω
ラインアンプ:10kΩ
出力インピーダンス フォノアンプ(Tape out):1.2kΩ
ラインアウト(Main out):47Ω
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 35W
外形寸法 本体:幅483×高さ51×奥行156mm
電源部:幅101×高さ101×奥行269mm
重量 本体:2.5kg
電源部:2.4kg

1985年 ML-6BL定価:2,850,000円

1984年、新生マドリガル・オーディオ・ラボラトリーズに生産拠点が移り、翌1985年にはパーツの見直しにより更なる性能向上を図った“ML-6BL”が登場しました。

基本回路はML-7ALをモノラル化したもの。
モノラル構成とすることで左右のクロスモジュレーションを皆無とし徹底的にシンプル&ストレート化を図っている。
ML-6BL
(補修され一部パーツ交換されている)

内部パーツには厳選したものを採用しており、RIAA回路には当時入手できる最高級のテフロンコンデンサーや、1個1個にシリアルナンバーと日付を記入し厳重にチェックされたコンダクティブプラスティック導体とプラチナメッキリード線によるP&G社特注ボリュームなどが採用されています。
また、リード線を必要最少限にとどめ、テフロン絶縁の純銀リード線を採用しています。

フォノアンプにはオプション。
MCカートリッジが直結可能なハイ・ゲインのL3プラグインカードとL3Aプラグインカードが用意されてた。

各chフォノアンプ、ラインアンプに各1個ずつのプラグイン
利得 フォノアンプ:38dB、44dB
L3プラグインカード装着時:66dB
L3Aプラグインカード装着時:54dB
入力インピーダンス フォノアンプ:50kΩ、825Ω(切替え)
L3プラグインカード装着時:825Ω
L3Aプラグインカード装着時:825Ω
ラインアンプ:10kΩ
出力インピーダンス フォノアンプ(DIR out):1.2kΩ
ラインアンプ(ADJ out):47Ω
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 35W
外形寸法 本体:幅483×高さ51×奥行156mm
電源部:幅101×高さ101×奥行269mm
重量 本体:2.5kg
電源部:2.4kg
別売 L3/L3Aプラグインカード(600,000円)

大手中古店相場は(メンテ済み)

ML-6 ML-6Aで63万程度
ML-6AL で75万円程度
ML-6BL89万円程度

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One ResponseMark Levinson ML-6 モノラルプリアンプ”

  1. truthta より:

    Mark Levinson ML-6 モノラルプリアンプ | ヤフオクAudioの価格と口コミ http://t.co/sBOlW7b via @truthta

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