MAC1700は玉数が少ないMclntoshのレシーバー・・・近年ではレシーバーという言い方、というかラジオ自体視聴するユーザーが減っているので製品も当然のように少ないのですが、アナログ全盛の頃はラジオが手軽な音源ソースとして大きな存在だったのでプリメインアンプにラジオをプラスした手軽に使える価格帯のレシーバーが数多く有りました。
このMAC1700はラジオチューナーとパワーアンプは真空管で、プリアンプ部をトランジスタで構成されています。
マッキントッシュとしては比較的手頃な値段で手に入るので結構人気が有ります。
Mclntoshと言う事で音質に期待を持ってしまうのですが、やはりセパレートアンプのように名機との評価はありません。
ただ、この年代(60年代)のMclntoshの音は楽しめます。
当時はC24が発売中で(64~68年)このMAC1700も同様の音質傾向が有ります。
C26になると濃い芳醇そのもののマッキンサウンドとなりますがその前のC24では「これぞアメリカン!」って感じでカラッと乾いた濃い音が出ます。
MAC1700はまさにその音でカラッ乾いたビンテージサウンドが堪能出来る嬉しいレシーバーなんです。
MAC1700とJBLでまったりジャズは疲れを癒してくれるはず!
パワー部が管球なので現代球に交換すればすっきりしたサウンドと解像度、レンジ感も好みに調整可能。
C26もゲルマニュームトランジスタを使っているのでこのMAC1700のTrもゲルマで間違いないはずで、ゲルマTrの特徴である現代機にマネの出来ない濃い音質を持っているのも特徴の一つですがMAC1700はC24に近いです。
それとやはりMclntoshで操作感の質感は安物では味わえません。
出力40W+40W
W407×H147×D360mm 重量13.9kg
1966年発売
手軽なオールドマッキン入門にはピッタリですね。
現在はゲルマTrの入手が難しいのでメンテでのパーツ交換は現行品になると思われます。
でも現代調に若干なるもののかえって良くなるかも知れませんね。
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