#3502とは別物です。
音質も「なんで?」って思うほど違って色付けされてます。
色付けされてるっていうより付いちゃった的かも知れません。
でも米国製らしくアメリカンサウンドなのはあっぱれと言うべきかな。
#3502はセンターピンが中空なのに対し#3502Aは一般的なセンターピンです。
センターピンが如何に音質劣化を招くかと言う事が良く分かります。
それから、材質も違うのか#3502はガチっとRCAジャックに喰い込みゆるみも有りませんけど
#3502Aはそれほど固くは有りません。
そのせいか音質も柔らかい傾向になります。
まあ、聞くジャンル・環境によって#3502Aの音質が最高!って場合も有るんですよ。
たとえば聞くジャンルがジャズ。
それも古いジャズ。
これなんかはカラっと乾いた音が欲しいですよね。
サックスの泣きどころなんて湿った密度の濃い音なってのは「そんなのいらね」だと思います。
やはりその土地で生まれた音楽はその土地で育ったオーディオ機器で聞くのが一番しっくりきます。
ベルデンのちょいビンテージ、被覆のそんなに硬くないものの中に太い音質の線材がたま~に有ります。
(管理人も偶然入手したのですが余りに嬉しくって自慢しながら譲ってしまった。。)
そんなのに当たったらこの#3502Aでラインケーブルを作って夜中に芋焼酎をロックでやりながら・・・
なんてのは最高です。
それとかFM聞いてる人ってそんなに多く無いですけどFMチュナーなどのアナログソースに最新の
ケーブルってハイスピードで味気ないなんて不満が出ることが多々あります。
そんな時には#3502Aで作ったちょいビンテージ風ラインケーブルが役にたつと思いますよ。
では、この辺で。。
(追記)
記事中の線材はBelden 82761です。
細くて外皮が白。
細いのに太っとい音と、純銀線のように芳醇な響きがしました。
国内での販売は無いようですが海外ではまだ有るようですから興味の有る方はググって見てください。
神経質な音のシステムで困ってるとか最新機器でも60~70年代の豊かな音を求めるなら有りだと思いますね。